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作陶、大皿とフリーカップ

3月の末から制作していた、餃子(大好物)のための大皿&フリーカップが完成しました!

4月3日のブログで成形作業をしたところまで書いた、その後…です。

翌週、余分な部分を削り落とし、高台を作りました。(こんな形でも高台って言うのかな?)

そして、素焼きが終わりました。

これに釉掛けしていきます。

妄想段階よりも可愛らしいデザインになってしまった大皿。釉薬は黒一色にしました。
釉薬自体は紫に見えるのですが、これがマットな黒になります。

フリーカップは奥行きのある感じに仕上げたかったので、透明感のある釉薬を選んだのですが、
さて……名前が全く思い出せない。笑 次回の陶芸教室の時に調べてきます。
この釉薬は焼いたときにものすごく流れやすい性質、下部まで掛けるとカップの底が窯にくっついてしまうため、一番下まで掛けることができません。
なので、「下部は掛けずに素焼きの状態で」と言われたのですが、ワタクシ素焼きの食器があまり得意ではないので、透明3号釉を掛けました。(色は素のままで、ツヤツヤに仕上がる)

アクセントは、下絵具「古代呉須」をスポンジでポンポン。

そして、、、

焼き上がったものがこちら!

フリーカップ、こんな感じになりました。

内側は見事に流れたのですが、外側は釉薬の量が少なかったみたいでほぼ流れず。
色もベースはアイボリーになり、古代呉須の点々がはっきり残りました。
想像と違うものができたのですが、内側と外側で全く違う表情の器になり、結果大満足。

青のガラスが入った釉薬なのですが、その青がとにかく沈みやすい。掛けるたびに底からかき混ぜて使わないとならず…手前は混ぜが足りなかったんでしょうね、青がほとんど無いです。

ちなみに青い底の方、ビールを注ぐと泡が細かくなり、そして最後まで消えない!
魔法のカップ!なぜ?!理由はわからないけど、嬉しい。

そして、大皿。

お皿自体に華はないです。

でも餃子オン!すると、
やややや!おいしそうになったよ!!!!
高級そうな餃子になったよ!
焼き魚も乗せてみたけど、100円の鯵が500円くらいの鯵に変身した!(ように見える)
黒って料理が映えますね~!

…なぜそんなに嬉しそうかって?

だって、今まで餃子を乗せていたお皿がこれだったんですもの。
…大きさが餃子を焼いているフライパンにぴっっったり。まさにジャストフィット。サイズは申し分なかったんだけど、この柄ね。
餃子に全く合わない。もっと言うなら餃子に失礼。
とにかく柄が好みではなかったので、餃子だけにしか使っていなかった。英字なのに餃子専用皿。

『ひとつ入ったら、ひとつ出す』
収納は有限なので、20年近い長いお付き合いでしたが…サヨナラかな。今までありがとう。


そして、今月からの新しい作品。

こんな謎な陶板とか、

こんなニワトリとか作ってます。

手びねりで食器を作ってから、轆轤(ろくろ)での食器制作にも少し興味が湧いたのですが、食器がじゃんじゃん出来上がっても困るな、と思って止めました。手びねりで作りたいものも、まだまだたくさんありますし。

チマチマしたものを作るのが性に合っているような気がします。

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