インドのテルグ語映画『ランガスタラム』を鑑賞後、南インド料理を食べて来ました。
気分だけプチトリップ!
公式サイト見たら、上映終了文字が増えてきたので慌てて。7月14日公開、まだ1か月も経っていないのに…あんまり入ってないのかな。
私の勝手な感想ですが、このポスター。一見した人が「わ!観てみたい!」って思う要素が少なく感じる。絵もキャッチフレーズの ”この世は芝居の舞台 俺たちゃみんな人形さ” も、面白そうな映画を連想させないし、ちょっと意味不明な感じすらする。
…やや言い過ぎたかな。映画は良かったです。私はかなり好きでした。観終わって、一日回想したら好きになったと言うのが正しいかも。後からジーンと感じるものがある作品なのです。
「映画館を出てからランガスタラムのことを考えていたら、泣いちゃった」と感想を書いていた方がいらっしゃいましたが、、、、分かる気がしました。
この映画もラーム・チャランのパワフルなダンス、すごかったです!いつ見ても惹きつけられちゃう。
そして演技もやっぱり秀逸。RRR同様、ちょっとした仕草や視線に気持ちを表わす演技。警察でクマールが迎えに来たことに気付いたときの表情。情けない可愛すぎて、不覚にも心臓が一瞬ギュってなっちゃったよ。笑
そして、ランガスタラム観た後にRRRのラーム・チャラン見ると、同一人物とは思えない。本当にいい俳優さん。ダンス良し、演技良し、顔もスタイルも良し。インドの番組へ出演したYoutube見てると、本当に謙虚。
さすがMEGA POWER STAR Ram Charan!(あんなに長い下まつげのビジュアルは苦手だったのにね、べた褒め)
映像も良かった。
この動画大好き。音楽も好き。
これが大きなスクリーンで観たかったって言うのも、観に行った大きな理由のひとつ。
ネタバレになりますが、チッティの兄クマールは殺害されてしまいます。その殺害されてから火葬までのシーン、青と黄色の使い方が印象的で、虚しくてきれいなシーンでした。
またクマール役のアーディ・ピニシェッティの演技が良くて、どこをどう切り取っても優しさ溢れてる。亡骸になってまで優しさが滲み出てる。そのせいで、余計に悲しく虚しく感じました。
その前のクマールを襲った人たちをチッティが殺すシーンも、目が離せませんでした。難聴なので相手の口元へ自分の耳を近付けて死んだかを確認しながら相手の頭を石に打ち付けるのですが、狂気をはらんでて怖かった~。クマールが襲われて殺されるまでのシーンはドキドキ。でも、暴力シーンは割と控えめです。
ランガスタラム公式サイト
https://spaceboxjapan.jp/rangasthalam/
なぜか大好きな映画館「あつぎのえいがかんkiki」
https://atsuginoeigakan-kiki.com/
気付けば、さらっと書くつもりの感想がRRRのときより長くなってしまったかも。それほどに後からジーーンと来ます。優しさと虚しさで出来ている映画でした。
ランガスタラムの横にRRR。
吹き替え版とは言え、昨年10月封切りでまだ上映してるって!RRR、どれだけ人気なの!!!
鑑賞後は、映画館近くの『本格南インド料理 ボンベイ厚木駅前店』へ。
ランチの「ケララミニミールス」
ポリエル、ラッサム、サンバル、チキンカレー、サラダ、ピックル、インド米。
お米がちゃんとインド米!嬉しい!
スパイスは胃腸薬感はやや抑え気味なので、南インド料理は初めてとか、スパイス強いのは苦手という方はいいと思います。(私はスパイス好きなので、もう少し胃腸薬感が欲しかったかな)
真ん中のピックルが、酸っぱ辛くてすごく好み。プレートの上で少しずつ混ぜて食べるのですが、おいしすぎて足りなかった。
チャイ。
Instagramをフォロー、もしくはタグ付けでポストするとサービスしてもらえました。ミントが強め、甘さも強め。海外ぽくてよき。
グランドメニュー。リピ決定なので、次回は何を食べるか決めるために撮影してきました(笑)。昨日食べたばっかりなのに、もう食べたい。
最近はちょくちょく映画を観に行っていますが、実は映画は好きではなかったんです。全く興味がなかったのに…。映画が好きになったというより、「映画館で映画を観る」行為が大好き。
「ひとりで映画見て、その後ご飯を食べて帰る」というコースが、たまらなく楽しい。ひとりガッツリ集中して映画に入り込む非日常。ひとり思い出しながらご飯を食べて。ひとり帰りの電車に揺られながらゆっくり回想する。脳内で非日常が続く感じ。旅したときと同じ気持ちになります。
次は何を観ようかな。