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落ちました。RRR沼

9日間のゴールデンウィークが終わりましたね。
この間、珍しく2回も映画を観に行きました。
しかも、2回とも同じ『RRR』。
そして、見事に沼に落ちてしまいました。

昨年から気にはなっていたのですが、
仕事がひと段落した4月半ば、ふとその存在を思い出し、
家から一番近い映画館へ、ひとりでふらりと観に行きました。

初回の感想は、
「面白かった~!これぞエンタメって感じ!インドのマンパワーすごいわ」程度だったのですが、
なぜか「面白かったな、また観たい気がする…」の気持ちが、
じわじわじわじわと日を追うごとに大きく大きーーくなっていったんです。
しかも、初回に見た映画館が古く音響がイマイチだったこともあり、
音響のいい映画館でもう一度観たいと強く思うように。

もう我慢ならん!となった4月30日。
お代わり1回目です。
150席ちょっとのスクリーンでしたが、なんと満席。

や、やばい、ポスターの見ただけでアドレナリンが。

初回はストーリーを追うことに集中するので、作品の印象としての「面白かった」になるのですが、
2回目は伏線回収を確認したり、音楽をじっくり聴いたり、細かな表情を観たり。
落ち着いて鑑賞できて、いろんな意味で楽しかった。

この映画、上映時間が3時間なのですが、中だるみする場面が全くないんです。
鑑賞された方の感想にも出てきますが、クライマックスが何回も出てくるんです。
はじめの乱闘シーン。他の映画だったら、確かにクライマックス並の迫力。
マッリを救出するため、スコット総督のお屋敷に乗り込むシーン。
私はあれがクライマックスだと思ってたのですが、違った。
まだ半分くらいでした。笑

とにもかくにも迫力のあるシーンの連続で画面に釘付け、
終わってみたら、手元のドリンクは一口も飲んでいませんでした。
(ちなみに途中、画面に「interval」と出ますが、インターバルは無かったです。
なので、みんな勝手にinterval。トイレに立つ人が続出でした。)

RRRは、音楽もかなりイイです。
迫力ある楽曲。
「違う!」って怒られそうだけど、
大大大大好きな映画「AKIRA」にちょっと通ずるものがあるような。

「Do you know “Naatu”?=ナートゥをご存知か?」の和訳が秀逸だと言われてますね。
「キャラクターの教養やシーンの文脈を表現した最高の字幕」と支持を受けているらしいです。
考察がマニアック!

https://eiga.com/news/20230201/2/
↑翻訳された方へのインタビュー記事


この「Naatu Naatu」、音楽とキレキレぶりが本当にクセになる。
このダンス動画と本国の予告編、何十回観たことか。

本国版は、バイオレンスなシーンがちょっと多めかな。
でも、かっこいい。

かっこいいと言えば!

ワタクシ、下まつげが長い男性は好物でなかったのですが、
ラーマ役で出演しているラーム・チャランさん。
下まつげフッサフサですが、初めてイケメンだと思いました。

そんな下まつげ長い問題を凌駕するほど、キャラクターが魅力的なのです。

このシーン、大好き

そんなこんなで鑑賞し終えた2回目。
数日経っても頭から離れず、1回目の鑑賞後よりRRR欠乏症になってる!

これは、もしかして3回目…?

どうするか迷ったのですが、昨年10月封切りの映画、いよいよ上映する映画館もわずかになり、
2回目に行った映画館も5月11日で終了…
と知ったとたん、即予約。ポチっ。

昨日5月7日、3回目行ってきました!

ストーリーわかってるのに、力が入っちゃう不思議。

鑑賞後も気分は盛り上がり続け、帰りに近所のインド料理屋さんで夕食。
ちょくちょく行くお店なのですが、昨日改めて見たらネパールの方のお店でした。
看板にインド料理って書いてあったから、今まで信じて疑わなかった。笑

3回も観ましたが、鑑賞翌日にしてもう欠乏症を発症しています。
これは本当にIMAXで観たかった。早く行かなかったことが心底悔やまれる。

「RRR 観た後人に話したくなる映画だが、人に勧める時の熱意が強くなりすぎて引かれてしまう」と
どこかの記事のタイトルになっていましたが、まさに今これ。
これでも控えめに書きました。笑

ちなみに昨年はトップガン マーヴェリックにハマって、こちらも3回鑑賞。
「こんなに何度も観たいと思う映画なんて、これから先出会えないかも…」と、
やや感傷的になっていたのですが、あっさり出会っちゃいましたね~。
トップガン マーヴェリックに出会うまで、私の中で一番だった映画は先にも書いた「AKIRA」だけ。
その間、34年ですよ。
まさか1年待たずに出会えるとは…驚きです。

そして。
RRRは、トップガン マーヴェリック超えました。
トップガンの方は、瞬間沸騰瞬間冷却気味だったかも。
(あれだけ盛り上がったのに、ごめんトム・クルーズ!)

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