ビカクシダの板付&苔玉ワークショップを開催しました。
9月も半ばだというのに、涼しくならない。
今までの陽気ならば、植物の植え替えはそろそろ終わりの時期。これからは徐々に寒くなるので出来ないものも出てくる…という感じだったのですが、むしろ逆で暑くて植え替え出来ない種類の植物も。
今回開催したビカクシダのワークショップも、企画した時点では寒さ的にギリギリかな?!と思っていたのですが、無用な心配でした。
まずはビカクシダについてのお勉強
制作前にビカクシダの特徴や育て方の勉強会をしたのですが、みなさん一様に驚いておりました。見た目にインパクトのある植物ですが、この見た目になる生態が本当に驚きなのです。
向かって右は、私が大切に育てているビカクシダネザーランド5歳です。(大切に育てているという割には、サッシで葉を挟んた傷多数。)
葉は、水苔を覆っている貯水葉と手前に飛び出している胞子葉の2種類があり、それぞれに役目があります。貯水葉は水を貯めるだけでなく逃がさないようにしたり、土台に絡みつく役割もしています。
胞子葉は…と語りたいところなのですが、長くなるのでここでは割愛。興味のある方はググってみてください。すごく楽しい生態の植物です!
今回は、板付けとフライング苔玉の2種類を制作
今回募集した板付け
参加されたみなさん全員、追加でフライング苔玉も作りました。
こちらの板付けは、大きめの苗で。
完成したビカクシダを見て「かわいい~」「楽しかった~」と笑顔になる生徒さんたち。いやーーー企画してよかったです。苔をまんべんなく巻きつけるのが少し難しかったようで、夢中で作業されていました。
みなさんのおうちでスクスク育ち、立派な株になりますように。